警備員による応急救護の対応方法
2024/03/01
警備員は、業務中に負傷者が出た場合に救護活動を行う必要があります。
しかし、何をすべきかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、警備員による応急救護の対応方法についてご紹介します。
警備員による応急救護の対応方法
体位管理を行う
負傷者が発生した場合、まずは周囲の安全を確認して、必要に応じて負傷者を安全な場所に移動させます。
次に、負傷者の意識や呼吸を確認して気道を確保します。
負傷者の意識がある場合は頭部をやや後ろに倒して口腔内に異物がないか確認し、あれば取り除きましょう。
意識がない場合は仰向けに寝かせて頭部をやや後ろに倒し、顎を持ち上げて口腔内に異物がないか確認してあれば取り除けます。
心肺蘇生を行う
負傷者の呼吸がない場合は、心肺蘇生を行います。
心肺蘇生とは、心臓マッサージと人工呼吸を交互に行うことで、負傷者の血液循環と酸素供給を維持する方法です。
救急隊が到着するまで継続して行いましょう。
現場にAED(自動体外式除細動器)がある場合は、AEDの音声ガイドに従って使用します。
AEDは、負傷者の心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻す装置で、誰でも使用可能です。
まとめ
警備の業務中に負傷者が発生した場合は、安全な場所に移動させて体位管理を行いましょう。
そして、呼吸がない場合は心臓マッサージやAEDなどで心肺蘇生をします。
当社では、未経験の方も安心して働けるよう研修や教育に力を入れています。
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